とても雑なまとめ
- あれもこれもと手を出しすぎて全て中途半端になるくらいなら、本当に集中すべきことだけに集中した方が人生充実するんじゃないですか?という本。
- 本当に重要なこと(目的に対してクリティカルな部分)に集中するために、以下の3点について解説。
- 課題を明確化する技術
- 最重要事項以外の選択肢を捨てる方法
- 自然と最重要事項に集中できるような仕組み化
印象に残ったキーワード
- もし何か一つだけしかできないとしたら、あなたは何を選択するか(今、何が重要か)
- 自分を振り返ると、検証してみたい研究テーマやアイデアの全てに取り組もうとしてキャパオーバー、という経験があるので、最も重要なことは何か=どのような問いを立てるか、が特に重要だな、と実感した。
- 時間や集中力などのリソースには限りがある、ということを改めて認識できた。
- トレードオフ
- 主に上と同じ理由で印象に残った。
- 編集
- 人に何かを伝える、という場面でも、本当に重要・伝えたい物事に焦点を当てて、不必要な部分は削る、というアプローチは有効だろうな、と感じた。
- ページ数制限が厳しい国際会議の論文を読んでいると、本当に重要な部分だけが残されている方が効果的に情報伝達できるんだろうな、と感じている。
- 映像作品の編集になぞらえた説明(書籍に記載あり)と、論文執筆は脚本を書くのと似ている(どこかで読んだ話)、に関連性を感じて、面白いなぁと。
感想
- 今ここに集中する(マインドフルネス)や習慣化、睡眠など、一般的に重要とされている話題にも触れており、負担を小さく、成果を大きくしようと考えるとこれらはやはり重要なのだろうと思った。
- 本書で紹介されている内容の、70~80%は、以前他の書籍で知識を得ていたため、紹介されているテクニックの一部は既に活用していた。一方で、どのセクションにも少しずつ新しい発見があり、読んでよかったと思う。
- 一つの重要なことに集中する、という戦略は万人とって有用でもないだろう、とは考えるものの、仕事抱えすぎ休憩下手な自分にとってはいいきっかけになる本のような気がする。日常に余白を作って、リソースを集中すべき問題を吟味する時間を設けたい。
このブログも、きちんと文章構成を考えて、簡潔に、明確に、を心がけたら、文章の質や作文能力が向上するんだろうな。。
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